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2017/06/17

有馬公生役 安西慎太郎×渡良太役 和田雅成の対談インタビューを公開!!



◆有馬公生役 安西慎太郎×渡良太役 和田雅成 対談オフィシャルインタビュー◆

Q.まずは、原作から受けた印象を教えてください。
和田:原作を読ませて頂いて思ったのは、一人一人のキャラクターが魅力的だなということ。それと、マンガには音楽がついているわけではないのに、カット割りなどから音楽が聴こえてくるように感じ、素直に面白いなと思いましたね。今までに読んだことのないジャンルの作品でしたが、それが第一印象でした。

安西:最初は、題名が『四月は君の嘘』ということで、“嘘”とはどんな嘘なんだろうな、と思いながら見ていたんですが、嘘が何かを把握するまでの、(主人公・有馬公生が)人との出会いを通じて成長していくお話が素敵だなと思いました。
登場するキャラクターにもとても魅力を感じました。あとは自分が普段中々見ない作品だったので、単純に印象に残りましたね。
 
Q.では、ご自身が演じるキャラクターの印象や魅力について教えてください。
和田:渡はいい奴です。チャラく見られるんですけど、一つ一つの言葉にすごく重みがあって。 “渡はすごくいいことを言う”って(有馬)公生も言いますけど、本当にそうだなと。“星は夜輝くんだぜ”とか。確かにそうだな、ということを渡ならではの言い回しで表現するのがすごく渡らしいと思います。あとは、イケメンで、スポーツ万能で、いいことも言うけど、ちょっと残念なところがあるも彼の魅力なのかなと思います。

安西:「公生は、色んな人と出会って、色んな人の影響を受けて変わっていく。そういう人間味のある感じが魅力だと思います。音楽で苦しんだ人間が音楽の楽しさに再び気付き、自分を取り戻していく、その過程がすごく素敵だなと思うんですね。
それが高校生ではなくて、“中学生”というところがまたポイントなのかなとも思います」
 
Qお互いに、それぞれが演じるキャラクターと「ここが似ているな」という部分を教えてください。
和田:「慎太は、一つのことに没頭できるタイプなんですよ。公生もそうなんですけど。物語の最初では、公生はピアノが弾けないところから始まっているんですけど、かをりと出会ったことによってだんだんピアノに没頭していく。没頭できる人って強いと思うんですよね。そういうところが公生と似ていると思います。以前共演したとき、慎太が劇中で使用する武器が槍だったんですが、扱いがすごく難しくて。普通の練習量では魅せるレベルに出来ないんです。だから慎太はひたすら残って取り組んでいて。それをやっている慎太がすごく格好良かったですね。公生もそうですが、何かに夢中になれる人ってすごく素敵だと思うので、そこが(安西と公生は)似ているなと思いますね」

安西:「(和田と渡の似ているところは)残念感だと思いますね(笑)。ただその残念感の締めるパーセンテージがすごく大事で・・・渡くんは95%が素敵で、残りの5%くらいがちょっと残念な感じがするのですが、そこが人を惹き付けるところでもあるのかなと思うんです。でも具体的な残念エピソードがある訳ではなく、醸し出す和田くんの空気感が、絶妙に残念感という人間味があるな、という感じですね」
 
Q.舞台「四月は君の嘘」に向けて挑戦していきたいことや、意識したいことを教えてください。
和田:「渡って、公生に対して影響を与えた一人だと思うんですね。なのでしっかり僕も役者・和田雅成として、この作品を通して安西慎太郎に影響を与えられたらいいなと思います」
 
安西:「意識していきたいことで言うと、出演させて頂く以上は、この作品の魅力をしっかり伝えること。あとは公生くんのキャラクターをしっかり出していくことですね。そして作品を通してお客様に楽しんで頂くことです。自分がどうしたい、ということよりもそれしか考えていません。でも個人的なことを言うと、最後に終わったときに、スタッフのみなさんやお客さん、キャストのみなさんに“あの人とまた仕事したい”、“あの人の芝居をまた観に行きたい”“また共演したい”と思ってもらえるように頑張っていきたいと思います」


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